- 子どもの好き嫌いが多く栄養バランスが心配でいつも叱ってばっかり
- ご飯の時間のたびにイライラしちゃうことに罪悪感がある
- 他のママはどうやって乗り越えられたんだろう
こんな悩みにこたえる記事です。
うちの子も2歳すぎぐらいから好き嫌いが目立つようになって、4歳になるころには好きなもの以外はずっとしかめっ面で食べることが多くて悩んでいました。
しょうがなく取り除いても、細かく刻んだ野菜が付いてる!って大騒ぎしたり・・・。
せっかく作ったのに一口も口を付けてもらえないとイライラしちゃうんですよね。
結論から言って、子どもの好き嫌いでイライラしちゃうのってあなただけじゃないですよ。みんな一緒。
5歳手前の今でこそ、口にいれて体が拒否する(オエッってなる)以外は、気づいたら食べてくれていることも多くなりました。
ご飯どきのイライラからは解放された気がしますし、子どもは年2・3回ぐらいしか風邪ひかないですね。(しかも鼻水レベル)
この記事を書いた人
主夫2年目のずん(@ZFpJpDfHl61Bgi5)です。年収480万円を捨てたら妻の笑顔が増えました。妻と2人の子どもを支えるのが今の仕事。詳しいプロフィールを見る
この記事を最後まで読んでもらえれば、子どもに笑顔でいられる時間も増えますよ。
子どもの好き嫌いは自分のせいなんじゃないかと、責めてしまっている方はこちらの記事をどうぞ。
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目次
好き嫌いが多くてイライラしちゃうのはダメなことなの?
好き嫌いが多い子どもに対してイライラしちゃうのは親として当然のことですよ。
親だからこそ子どもの栄養バランスや体づくりが気になるじゃないですか。
お肉ばっかり食べていても風邪ひくし、子どもに風邪をひいてほしい親なんていないですよね。
好き嫌いが多い子どもにイライラしちゃうのは自然なことで、責めすぎちゃだめですよ。
「自分だけなのかな…」って思う気持ちもわかりますが、実は他のママも悩んでいますよ。
子どもの好き嫌いに悩むママたちの声を聞いてみました。
他のママも好き嫌いの多い子どもにイライラしている
クラウドソーシングサービスを使って、子どもの好き嫌い事情を子育てママに聞いてみました。
- ご飯の時間に食べないくせに、数時間後にお腹すいたーって泣かれる(3歳)
- 好きな食べ物がないとずっと泣かれちゃう(5歳)
- お米が嫌いで、それを知った親戚や義母から甘やかすからだと言われ放題(3歳)
- 米とパンしか食べないから、便秘になって結果的にトイレでお腹が痛いってなる。(3歳)
イライラしてもやっちゃいけないこと
イライラしちゃうのは子どもを思う親としては当たり前ですが、やっちゃいけないことは守りたいですね。
好き嫌いの解決どころか、子どもの心に影響を与えかねないですよ。
私もやってしまっていたことですが、食べる前から「うぇー」とか「たべられないー」って言われたときに「もう食べなくていい!」って怒鳴り声をあげてすべて片付けてしまったことがあるんですよね。
やっぱり大声で怒鳴ったり、萎縮させるような態度は子どもにとってもよくないです。
まずは食事=楽しいものって思えないと、食卓に座るのすらいやになるじゃないですか。
イライラしないためにできる子どもの好き嫌い克服方法
イライラしちゃう子どもの好き嫌いを克服する方法は以下の5つ。
先ほど紹介した子どもの好き嫌いを経験したママたちの声も載せておきますよ。
- 考え方を変える
- 栄養は他の食べ物で代用する
- 食欲をそそる環境をみつける
- 食育をはじめてみる
- 野菜本来の味を味わってもらう
考え方を変える
嫌いだと決めつけないことです。
決めつけてしまうと、いずれ食卓に出すのをやめてしまうのですよね。
食卓に並ぶことが当たり前になれば、嫌いな食材に慣れる確率もあがります。
他のママたちの声は以下です。
- 好き嫌いを克服しようと頑張るのは1日1回って決めてた。こだわるほど逆効果でした。(5歳)
- 悲観的にならないようにした。明日は食べてくれるかもって気楽にね。(3歳)
うちの子の場合、家では食べないけど保育園では食べるってことがよくありました。(多分今もあるかも)
「保育園で食べてるならいいやー」って完璧主義を捨てましたね。
他の食べ物で代用する
嫌いな食べ物を他の食べ物にかえたっていいのです。
だって好き嫌いでイライラしちゃうのって、栄養をとってほしいからですよね?
だから、嫌いな食べ物と同じ栄養がある食材を料理につかえばいいだけですよ。
例えばニンジンがきらいなら、かぼちゃにかえてみるとか。
かぼちゃもビタミン豊富だから、栄養としては十分でしょ。子供の風邪予防にもなるし。
うちの子は茄子が嫌いで、デザートのブドウにかえて出しています。
茄子は紫色のアントシアニンが代表される栄養素だから、それも含まれるブドウでまかなっている感じですね。
食欲をそそる環境をみつける
体力をたくさんつかって、お腹がすいたタイミングでご飯にするのもありですよね。
食欲は最大の調味料と言われるぐらいですから。
土日に公園で遊んだ後、疲れたころにお弁当を食べさせると意外と食べてくれました(3歳)
外で食べるとなおさら気持ちいいですからね。
例えば、嫌いなキノコをもって「ほら、マックのナゲットだよ~」っていいながら口に持っていくと食べるって感じ。
これでも意外と食べてくれるんですよ(笑)
食育(一緒に料理する・野菜を育てる)
食べる前の段階、食材や料理に興味を持ってもらうのも効果的ですよ。
例えば、ベランダでトマトを育ててみるとか。
プランターを使ってベランダで育てられる野菜も、ホームセンターに豊富にあるからやってみてもいいですよ。
「黄色いトマトもあるんだねー。赤いトマトと黄色いトマトどっちがかわいい?」なんて会話も増えますよ。
自分がまいた種が水をやって芽が出て、毎日どう変化して食べられるようになるかも見てわかるので子どもでも理解しやすいんですよね。
腐ったり、虫に食べられたりして、残念な結果になることもありますがそれも勉強です。
「おいしいから虫さんもたべちゃったんだねー」なんて具合にフォローすれば理解してくれますよ。
そして収穫できた野菜を一緒に調理するのですよ。
調理する前にも野菜に触ってもらって「トマトって緑の帽子かぶってるんだね。ツルツルしているね」みたいに声をかけたり。
料理が完成すれば「○○ちゃんが作ったトマト、おいしいね。上手にできたねー」ってなれば子どもは喜びますよ。
実際、子どもの好き嫌いにイライラしていたママで克服できた声もありました。
ピーマンを子供と一緒に栽培・収穫をして育てる楽しみを味わってもらいました。
「大切なピーマンさん、ありがとうって言って食べようか」と言ってピーマンの肉詰めを作って子供に出すと「これそこのピーマンさん?」と聞いてきたので「そうだよ、一生懸命育ってくれたから美味しく食べてねって言ってるよ」と言いながら口に持って行くと食べてくれるようになりました。とりあえずピーマンは克服できて、お皿をひっくり返されることはなくなりましたね。(5歳)
食材を変えてみる(有機野菜、食材宅配サービス)
子どもの好き嫌いの代表といえば野菜。
野菜に使われる農薬によって味が大きく変わるんですよ。
スーパーにならぶ野菜は日持ちさせるために農薬を使うのが当たり前なんですよね。
だから有機野菜を使ってみるのもアリですよ。
有機野菜は、味にエグみや苦さもなく後味もサッパリする。
農薬を極力使わない有機野菜は、害虫によるストレスを受けやすいです。(虫食いとか)
でもこのストレスが、野菜本来の「味が濃い」とか「ニンジンらしい味がする」につながるんですよ。
我が家が利用してよかった有機野菜はコチラで紹介しています。
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好き嫌いが治らないまま子どもが成長したらどうなる?【親は忍耐力で勝負】
好き嫌いが治らないまま、悪化すればそれこそ「偏食」にもなりかねないです。
かと言って、小さいうちから食べろ食べろと強制するのはいずれ反動がきます。
先ほど紹介した好き嫌いを克服する手立てを根気強く試すのがベストでしょうね。
大人になっても好き嫌いがある人なんていくらでもいるじゃないですか?
多分子どもの頃から好き嫌いが多くて、そのまま成長したって感じでしょう。
でも好き嫌いが多い大人だって、栄養不良で苦労しているわけではない。
大人も子供も、どうしても食べれない食べ物もあるのは一緒なんですよ。
まとめ
最後にまとめです。
子どもの好き嫌いが多くてイライラしちゃうのは、親として当然のことです。
だって子どもの体や栄養バランスを思うのが親ですもんね。
あの手この手を試す必要はありますが、できることからやってみましょう。
- 考え方を変える⇒「1食でも栄養バランスが摂れた食事を食べているから大丈夫!」みたいに
- 栄養は代用できる⇒食材をかえてみる
- 食欲がそそる環境をみつける⇒公園で食べたり、いつもと違う環境でトライする
- 食事や食材に興味をもってもらう⇒ベランダで野菜を育てたり、料理のお手伝いをしてもらう
- 食材を変える⇒有機野菜で野菜本来の味を試してみる(有機野菜を食べたうちの子どもの感想をみる)
根気強く向き合う必要がありますが、きっとご飯の時間が楽しくなって子どもと仲良くなれる日がやってきますよ!
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