- 子どもの好き嫌いが多いけど親のせいなのかな
- 親戚にも親のせいだって言われるし......もしや産まれる前の親の食事から影響しちゃっている?
- 食べてくれないからご飯の時間は厳しくしちゃうし、料理までも自信がなくなってきた。
- このまま好き嫌いって放置しても大丈夫か不安
こんな悩みや不安をズバッと解決します。
うちの上の子も、2歳ぐらいから好き嫌いがハッキリするようになってきました。
離乳食の頃はなんでも食べてくれたのに...…どうしてこうも変わったんだって悩みましたね。
帰省などで親戚同士が集まって食べるときなど、子どもの好き嫌いについてあれこれいわれても「えぇそうですねぇ...ははは」としか返せないですし......。
それでも4歳を過ぎてから子どもの好き嫌いのピークは越えられました。
この記事では、そんな私の体験談を交えて子どもの好き嫌いについて詳しく説明します。
もう、子どもの好き嫌いで自分を責める必要なんてないんです。
まわりの意見も気にすることはありません。
子どもと笑顔で毎日の食卓を囲むためにも、どうか最後までお付き合いくださいね。
この記事を書いた人
主夫2年目のずん(@ZFpJpDfHl61Bgi5)です。年収480万円を捨てたら妻の笑顔が増えました。妻と2人の子どもを支えるのが今の仕事。詳しいプロフィールを見る
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目次
子どもの好き嫌いは親のせいなの?
結論から言って、子どもの好き嫌いがでるのは親のせいだけではありません。
好き嫌いがでる原因は以下の3つが考えられます。
- 子どもの目の前でみせる親の言動
- 子どもの味覚が敏感
- 子どもの触覚防衛反応
順番に解説していきますね。
子どもの前でみせる親の言動
例えば子どもが「食べない」と言ったら「しょうがないなぁ」とただ受け入れたりしていませんか。
ついつい子どもを甘やかして「食べないよりは好きな物だけでも…...」といってしまうと、子どもだって「嫌いなものは嫌い。食べなくてもいい」と考えてしまいます。
あとは親の好き嫌いを子どもが見ている、ってことですね。
子どもって自分の食事に夢中になっているようにみえて、案外親が食べている姿を見ているんですよ。
「美味しそうに食べているなぁ」って思えば「ちょっと食べてみよう」と思うのは大人でもありますよね?
なんでも食べるパパやママの姿を見て、子どもも食べようとする気持ちがわきます。
また親が嫌いな食材を子どもも嫌いになりがちなこと。
どうしても料理の作る側としても、好きな食材はよく使い、嫌いな食材は使う頻度が少なくなりますよね?
しょっちゅう出しているかどうかで、子どもの食材への慣れも変わってきます。
メモ
- 子どもの好き嫌いを安易に受け入れない
- 親の好き嫌いを子どもが見てマネをする
- 料理をする人の好き嫌いで子どもの慣れも変わる
こうしたことは親の注意や努力で変えられる点でもあります。
子どもの味覚が敏感
子どもは大人に比べると味を判断するセンサー=味蕾(みらい)が多く、いっそう味に敏感です。
私の体験談
料理に隠し味っていれるじゃないですか、あとは肉の臭みとりにしょうがを入れたり。
ほんのちょっとしか入れていない(大人じゃわからないレベル)にもかかわらず「からい!」といわれて食べないこともありますね。
「からい」や「にがい」などは人間の本能で避けようとする味だから、よけいに敏感なのかもしれませんが。
だから、ちょっとした味のアクセントだけでも子どもの味覚が敏感に反応して食べないということもあるのです。
敏感な触覚防衛反応
「触覚防衛反応」とは発達障害の子に多いと言われていて、いっそう味覚に敏感なことです。
この場合、好き嫌いじゃなくてその子の個性ととらえるしかありません。
わが家も口に入れた瞬間に体が拒否しているなぁって思うこともあるので、触覚防衛反応の可能性もありますね。
補足
触覚防衛反応は親や子ども自身の努力でどうにかなる問題ではありません。
お医者さんで触覚防衛反応と診断されたとしても、子ども自身が苦しい思いをしていることを理解することです。
親がまず受け入れたうえで子どもに寄り添い、周りに対しても曖昧な対応をせずにしっかりと伝えるようにしましょう。
親戚や周りの目は気にしなくてOK
親戚などみんなで集まって食事をしたときに、周りから好き嫌いは親のせいだとか言われるのは気にしなくてOKです。
本気で子どもの好き嫌いに悩んでいるのは親だから。
親戚や周りの人なんて、言いたい放題なんですよね。
ハッキリ言って気にしていたらキリがないし、他人との関係を悩むぐらいなら、そのエネルギーをおいしい料理を作ることに使った方がずっとマシです。
だから親戚や周りにあーだこーだ言われても無視してOKですよ。
料理の自信を無くす必要はない
たしかに自分の料理の腕前に自信がもてない方もいらっしゃるかもしれません。
だけどあなたが作ったご飯を食べているのは、子どもだけじゃありませんよね?
パートナーや自分が食べて味はどうだったのか、そこが大事です。
料理の自信がなくても、子どもの好き嫌いには関係ありません。
子どもが料理を食べてくれないほどおいしくない、自信がないと思う人のために、今日からできる対策をコチラの記事にまとめています。
>なぜ料理が美味しくないと言われる?【原因と対策】今日から変えられます
好き嫌いが多く野菜を食べない子どもは放置して大丈夫?
結論から言って、好き嫌いばかりで野菜を食べないのは放置しないほうがいいですよ。
「そのうち食べれるようになるから!」とのんきに待つ人もいますが、完全放置ではいつまでも食べれる日はこない気がします。
我が家は嫌そうな顔をしても一口でもいいから野菜を食べてもらうようにしています。
子どもが苦手な苦みや酸味って本能的に拒絶するもの。
何度も食べて慣れることで「美味しくない⇒美味しいかも」に変換されるんだとか。
だから「好き嫌いが多くてもいつか食べれるから放置」はしないほうがいいですよ。
子どものころの食習慣次第で、大人になってからの健康的な生活ができるかが決まります。
子どもの手が離れて、成人になったころに大きなしわ寄せがくることだってあるんですよ。
それが生活習慣病ってやつです。
大きくなっても子どもは自分の大事な子どもですから、幼少期の今から少しずつでもいいのでトライする癖をつけましょう。
【まとめ】子どもの好き嫌いが多いのは親のせい?
最後にまとめです。
- 子どもの好き嫌いは親以外にも原因がある
- 親戚や周りに親のせいと言われても無視してOK
- 料理は大人が食べて美味しいと思うなら自信をもつ
- 子どもの好き嫌いは放置するのではなく少しでもトライし続ける
親として子どもの好き嫌いを乗り越える努力をしたら、それでOKです。
私も子どもの頃から好き嫌いが多いほうでした。
大人になってもまだ嫌いな食べ物もあるけど、健康診断で引っかかったこともないですし、風邪すら年に1回ひくかどうか。
子どもの好き嫌い克服に努力は必要ですが、焦りは禁物ですよ。
私が試して上手くいった子どもの好き嫌いを克服する方法は以下の記事で紹介しています。
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